滝川です。

さてさて、8月ももう終わりです。

ふらふらする台風に翻弄された8月でしたが、猛暑と言われていた今夏の予報ははずれ、比較的過ごしやすい夏でしたね。

10月からは、サークルJに蒲田が新たに加わります。

これで都内南側、横浜方面までカバーできる体制になりました。

残るは千葉・・・ダンス不毛の地、修羅の国<the千葉> う~ん・・・だれか頑張ってやってくれませんかね。。

 

さてさて、サークルJカップがもう今週開催になります。

前回よりはエントリーが少ない状況ですが、それでも100名弱の方が参加予定ですね。

本日の中級クラスは、出場者向けの踊りこみ&1ポイントアドバイスでした。

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ほんのちょっとずつですが、各人にアドバイス。

そして2曲ずつの踊りこみ。

なかなか有意義な時間になったのではないでしょうか?なかなか好評でした。

大会前は、この形式がいいかもしれませんね。普通のレッスンだとどうしても参加者が少なくなってしまいますし・・

もちろん出場しない方でもとても有意義な時間だと思いますよ。

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●サークルJカップについて

さてさて今日はサークルJカップについて少し話をしようかと思います。

もう今回で5回目の開催になりました。

直前で、ルールの変更などもあって申し訳ありません。まだまだ試行の余地があり、色々と考えながらやっているためなのでご容赦ください。

それにしても、考えれば考えるほど、CDCさんの大会のシステムに近づいてしまいますね。

やはり長年大会を運営してきたCDCさんの大会内容は、とてもよく練られているのでしょう。真似をするつもりはないのですが、出場者により良い形を考えると、どうしても似た部分が多くなってしまいます。

ちなみに、「大会って儲かるんじゃないですか~?」とか言わることがありますが、そんなことはないです。

特に100人規模の大会ですと、手間の割には、、というか今回の参加人数だと赤字の可能性もあるぐらいです(笑)

結構、企画などに手間がかかるので、3か月に一度開催するのは思った以上に大変です。みなさん裏で一生懸命企画している実行委員会の事務の方には感謝してくださいね~><

 

さてさて、裏話はそのぐらいで。

今日は、サークルにおける大会(競技会)の位置づけ、とはどうするべきか、ということを書いてみたいと思います。

 

サークルを運営してきてもう8年になりますが、そこで色々と感じてきた大事なことの一つは、メンバーに適切な目的を用意する!ことでした。

初心者クラスから始めたメンバーに、合宿などを経ながら、段階的に社交ダンスに慣れていってもらい、好きになっていってもらい、その結果・成果として、大会やミニデモに出る機会がある、というのがサークルJの初心者クラスの流れになっています。

大会に出る、デモに出るというエネルギーは、とても良いもので、頑張る皆さんメンバーからは、ポジティブなパワーがドロドロ(笑)あふれ出てきています。

サークル運営に欠かせない要素になっているのは間違いありません。

 

ただし、、

私は大会をサークルのメイン目標にしようとは思いません。

大会は諸刃の剣なんです。

踊れるようにするためには時間も必要ですし、それなりの練習時間を作らなくてはいけません。

多くの人と組むため人間関係も大変です。

要するに大会で疲弊してしまうんですね。

 

また、それだけ力を注ぎこんでも、結果が出ないときもあります。

この結果が出ないというのは、アマチュア・プロ競技会になるともっと如実です。

100名出ても1回戦で半分ぐらいは落ちます。

落ちたら終わりです。2曲もしくは3曲踊ってその日の大会は終了、なんて事は普通なんですね。

 

ダンス教室の先生は、みんな競技会の世界で生きてきたので、競技会に出ることが当たり前、予選で落ちたりしてもひたすら繰り返し挑戦し続けなさい、というのが普通なのでしょうが、それはちょっと普通の社会人の方たちをよくわかっていないですね。そんなにみんなドMではありません(笑)

ですからアマチュアの競技会は、正直なかなか皆さんには勧めにくいです。

もしアマチュア競技にチャレンジするのであれば、肝を据えて取り組んだ方がいいです。

 

話が脱線しました。

ですから、大会については、うまく利用・参加してほしいですね。

適度に目標を持ちつつ、それ以外にもフォーメーションにチャレンジしてみたり、デモに出てみたり、運営にかかわってみたり。

サークルJでは、いろんな選択肢を用意して、その中で自分に合う形を見つけていってもらえれば、と思っています。

 

ちなみに、今回のJカップで、もし結果があまり出なかった場合、どうすればいいでしょうか?

たぶん、落ち込むと思います。悔しいかもしれません。納得いかないかもしれません。

 

そうですね、一人ジャッジのため、もしかしたら見られてなかったのかも、踊りが嫌われたのかも、しれません。

でも、そこだけではなくて、自分のしてきたことを見つめてみてください。

基礎練習はちゃんとやってきたかな?

先生に言われたことをチャレンジしていたかな?

チャレンジしている内容は間違ってないかな?

何回も繰り返し身に着けてきたかな?

踊りこんできたかな?

きっとその中に、自分の次への進む道が見えてくると思います。

ダンスは、常に自分と向き合う世界だと思います。

結果は水物、経緯を大事にしてみてくださいね。

 

それでは大会頑張ってください。若者向け社交ダンスサークル<ダンスサークルJ>