【若者向け】社交ダンス初心者が気を付けるべきマナーとルールの紹介
ダンスサークルJではまったく初めて社交ダンスにチャレンジする方がたくさんいらっしゃいますね。まったく知らない世界ですから、どうしたらいいのかわからないことも多いかと思うので、社交ダンスのマナーやルールについて書いてみたいと思います。
特に今回は、ヤングサークルダンサー向けに書きますので、一般のルールやマナーと違う事もあるかもしれませんが、社交ダンスをやるのにおいて重要なことだと思うのでよく覚えておいてくださいね。
(サークル向け)社交ダンスのマナー
社交ダンスは男女が一緒に踊りますので、色々と気をつけなくてはいけないことがありますね。場合によっては知らない人同士で踊る場合もありますから、マナーを身に着けないとトラブルの原因になります。
基本マナー
サークル初心者の方は、まずは以下の3つを気にしてみてください。
- 挨拶やお礼をしっかりしましょう
- 汗や臭いに気をつけましょう (男性は長袖、替えの服を持ってくるのをお勧めします)
- 気遣い。上手にできなくても、お互いに上手くフォローしあいましょう
挨拶・お礼
お礼や挨拶はとても大事ですね。ペアを組んだ時は、「よろしくお願いします」
踊り終わったら「ありがとうございました」
ほんの一言、笑顔で言うだけでいいんです。お互い気持ちよくやるためにも、コミュニケーションはとっても大事です^^
一部の方は、どうしてもうまくできなかったりすると、そそくさと離れてしまったりするのですが、初心者はうまくできなくて当たり前なんです。
「失敗しちゃった、ごめんなさいね、次は上手くやれるように頑張ります!」ぐらいの気持ちで、笑顔でお礼を言いましょう。
もちろん、サークルや教室にいったときも、笑顔で「こんにちは!」「さようなら!」「ありがとうございました!」と言いましょうね。
本当に些細な事なのですが、こういった気持ちがあるかないかで、ダンスの上達って大きく変わってくるんですよ。
汗・におい
そして、汗や臭いは気を付けてください。お互い近くで踊るので、その辺は気をつけなくてはいけません。
踊る前に汗拭きシートで拭いておく、朝はシャワーを浴びておく、といった事も考えてみてください。
男性は基本的に半袖シャツは使わない方がいいと思います。汗でべたべたした状態で組むことのないように長袖がいいでしょう。
汗をかくことが多いので、必ず替えのシャツは合った方がいいです。夏場は2~3枚持ってきてもいいぐらいですね。
女性はもともと気を付けている人が多いかと思いますが、あぶないのはダンスシューズです。汚れてにおいやすくなったりしますので気を付けましょうね。
臭いについてはこちらの記事も参考にしてください。
⇒ダンサーの悩み「臭い」について解決
気遣い、お互いにフォロー
初心者は上手くできなくて当たり前です。
ましてや初心者同士で踊ったときは、悲惨なものです。
でも、それは決して非難されるような事ではありません。上手くいかなかったとしても、前向きにとらえてお互いにフォローしあいながらやってみましょう。
自分が出来ていたとしても、上から目線で言ったり注意したりするのはダメですよ。
相手ができないとあからさまに不機嫌な顔をする人もいたりしますが、そんなことをしていたらそのうち自分と踊ってくれる人がいなくなってしまいます。
グループでやるときは、できる人も出来ない人も、一緒になって上達してきましょう。
言動に気を付ける
始めたばかりの人にありがちなのですが、自分と相手が同じぐらいの熱意だと思ってしまっている人がいます。社交ダンスを始めてみて楽しくて盛り上がってきていると、相手や周りの人も同じぐらいの熱意を持っていると思ってしまったりするんですよね。
でも意外と他の人の熱意と自分の熱意って違ったりします。もちろん考え方や取り組み方が違うのは当然です。
特に初めてダンス大会にチャレンジしたり、初めて二人でペアを組んで発表会に出たり、といったときにトラブルが起きやすくなります。
自分がやりたいステップばかり押し付けてしまったり、あまり強い口調で言ったり、上から目線で行ったりするのも、トラブルの原因になるかもしれません。ちょっとその辺は相手の熱意や真意を感じながら、言動に気を付けてみましょう。
ドレスコード
これは、若者向けのサークルなどではあまりないとは思いますが、社交ダンスパーティーなどではドレスコードが設定されている場合があります。
ホテルで行われるようなダンスパーティーに、カジュアルな服装で行ってしまうとちょっと白い目で見られてしまうかもしれません。そうでなくても、ジーパンにTシャツでは浮いてしまうこともあります。
事前にどのような集まりなのかをよく確認して、TPOに合わせて服装などに気を付けてみてください。
ルール
LOD(エルオーディー)
社交ダンスを踊る際には、一つ大きなルールがあります。
それはフロアを左回りに踊るという事です。
これを「LODに沿って踊る」といいます。
これはマナー(作法)ではなく、ルール(規則)です。
なぜ左回りに踊らないといけないかというと、衝突を避けるためです。
同時に多くの人が好き勝手な方向に踊ればぶつかってケガのもとになりますので、これは必ず守りましょう。そして練習場では、その流れている音楽で踊っている人が優先です。
まとめ
いかがでしたか?
ダンスを長くされている方には当たり前のことですが、始めたばかりの初心者にとっては、ステップを覚える事だけでいっぱいいっぱいなってしまい、それ以外のことに気が回らない場合も多いです。相手がいることをすっかり忘れてしまうことの無いようにしましょう。
他にも社交ダンス大会には技術的なルールがいくつかありますし、ダンスパーティーなどにもマナーがあったりします。
でも、とにかくいえることは、マナーやルールは社交ダンスをお互いが楽しむためのものであるということです。ジェントルマン、レディの気持ちで、お互いを思いやって踊っていってくださいね。
そんな感じでちょっと色々守ることが多い社交ダンス。ちょっと堅苦しいのですが、それはそれでいいことも多いです。マナーを守るという事は、それだけその人たちが気を使えるという事なので、心地よく過ごせる空間であるという事です。
お互いに気を使って、気持ちよく踊れるようにしていきましょう!
投稿者プロフィール
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大学生の時に社交ダンス部(競技ダンス部)で社交ダンスを始めました。社交ダンス講師歴20年、教えてきた生徒の数は1500名を超えました。
現在、池袋と川口で社交ダンス教室を運営し、若者向け社交ダンス<ダンスサークルJ>や<ダンスサークルアクト>を開催しています。
タキガワダンススクール代表
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