2ちゃんねる(5ちゃんねる)の 誹謗中傷について

2017年夏ごろより、匿名掲示板2ちゃんねる(現 5ちゃんねる)において、サークルJのスレッドが作られました。
書き込みの内容は、サークルJ日暮里・渋谷・池袋のメンバーや講師・運営に対する誹謗中傷にあふれ、見るに堪えないものでした。
あまりのひどさに、当運営では2018年1月に弁護士に依頼をして、書き込み者の特定、そして損害賠償請求という法的手段を用いることにいたしました。

2019年現在、重要な部分が片付いたのもあり、その顛末、そして今後の対応について書きたいと思います。

特定者その1

2017年夏に書き込みが始まり、その後の2018年年初までひどい誹謗中傷が続きました。弁護士に依頼そして独自に特定をした結果、約3名の書き込み者が特定できました。

特定のち書き込み者に連絡をしましたが、対応はそれぞれでした。
反省をして謝罪を受けて和解となった者が1名、謝罪をしなかったため裁判を起こされた者が1名、途中で返答がなくなり現在裁判を検討中の者が1名となりました。

特に、大量に書き込んでいた者については、かなり高額な和解金で決着しております。また、現在行っている裁判についても、だいぶ長くなりましたが2019年4月に決着となりました(勝訴できましたが和解を選択)。

特定者 その2

上記の書き込みについては警告もしていたのですが、懲りない人がまだサークルメンバーについての誹謗中傷を行いました。
再度特定作業をした結果、上記の特定者その1の情報と合わせて1名の特定、そして数名の書き込み者の情報を取得しました。

こちらも、特定者については和解となり、残りの情報を取得している者についても、今後しかるべき処置を行っていく予定です。

裁判について

非常に大変でしたが、この件でだいぶ勉強したため、弁護士に直接依頼することなく、書き込み者の特定ができるまでになりました。そのため、弁護士への高額な依頼料なく(それでもそれなりの金額がかかりますが・・・)特定することができます。

特定後の、民事裁判についてはまだチャレンジしていませんが、今回の事例でやり方はわかったので、今後は個人での裁判をチャレンジしていくことも考えています。

[[弁護士を使わずに、名誉棄損裁判をする方法>]]

法的手段について

当方は、匿名掲示板の書き込みを制限することや、法的手段を起こすと脅しをするつもりは一切ありません。健全な内容、そして健全な批評や討論であれば、当然ながら言論の自由のもと当方の口の出すところではないはずです。

しかしながら、悪意のある誹謗中傷は別です。
噂話に尾ひれを付けた誹謗中傷、推測と思い込みの悪口、妬みや嫉妬、自作自演、そのような法的にも問題なることを、身元を明かすことなく好き放題に書き込むというはとても卑怯な事です。

サークルのメンバーも、この掲示板についての噂を聞き、書かれている内容に心を痛めていました。運営側でできることは法的手段しかありませんでした。

かなりの金額がかかりましたが、この様な度を越えた書き込みに対しては断固とした対処を行う、という姿勢を見せるためにも、法的手段を選択したという事です。

今後も、この様な内容が書かれれば、法的手段をもって特定、そして損害賠償請求、場合によっては警察への刑事告訴も辞さない事を、ここに改めて警告いたします。

ちなみに、あだ名や伏字で書き込んだから大丈夫、というのは裁判所には通じません。誹謗中傷はやめましょう。
何か問題があれば、必ず対処しますので、運営・講師までご相談ください。

誹謗中傷の書き込み者へ

名誉棄損についての民事裁判は3年間有効ですので、今現在何も連絡が来ていなくても、今後裁判を起こす可能もあります。
名誉棄損以外にも、信用毀損罪・業務妨害罪といった事もあります。

ちなみに特定作業が進むと、「発信者情報開示に係る意見照会書」というものが書き込み者の所へ届きます。これが来た時点で、特定作業の90%は完了しています。ほぼ間違いなく特定が出来る状態です。ここまで来た時点ですでに裁判所からも、書き込みが誹謗中傷に値する可能性が大である、というお墨付きをもらっているので、その後の裁判でも争っても勝ち目はないと思ってください。

社交ダンスやサークルJに興味がある方へ

もし、5ちゃんねるの内容を見て、サークルJや社交ダンスサークルに参加するのはためらってしまった人は、是非一度、直接見学や体験に行ってみてください。
匿名掲示板に誹謗中傷・悪口を書き込みしている者は、ほんの一部です。ほとんどの参加者は、そのサークルやダンス教室などを楽しんで参加しています。

残念なことに匿名掲示板では、健全な内容、そして健全な批評や討論といった内容になることは少ないです。名誉棄損とまではいかずとも、人のプライバシーや人間関係を面白おかしく書き込んだり、悪口などを書き込んだりと、、、残念ながらサークルや社交ダンス界の良い部分が書かれることはあまりありません。

もちろん実際にトラブルが無いことはありません。男女がいるグループですので、人間関係が上手くいかないこともありますし、嫉妬・恨みといったものが無いわけではないと思います。

ただ、それはどんな世界・どんなグループでもある事だと思います。今回は社交ダンスをしているほんの一部の人間が妬み・嫉妬をして、匿名掲示板にて憂さ晴らしを行っているのが現状だと思います。(今回の特定されている者も、そのような理由を言っていました)

サークルJに限らず、匿名掲示板に書かれている悪い部分を丸ごと信じるのではなく、ぜひ直接触れて体験して、社交ダンスの良い部分を感じてみてください。

2019年4月

投稿者プロフィール

滝川 洋信
滝川 洋信
大学生の時に社交ダンス部(競技ダンス部)で社交ダンスを始めました。社交ダンス講師歴20年、教えてきた生徒の数は1500名を超えました。
現在、池袋と川口で社交ダンス教室を運営し、若者向け社交ダンス<ダンスサークルJ>や<ダンスサークルアクト>を開催しています。
合同会社タキガワダンススクール代表。