<ダンスサークルJ 日暮里(土)>2022年6月参加者の感想・評判

日暮里参加者の感想 Sさん

「何かを始めるのに遅すぎことはない」と言われます。
しかし現実には、30歳を超えて新しいことを始めるには、様々なハードルがあるのではないでしょうか。
特に、身体機能が重要となる運動の分野では、そのようなハードルに尻込みする人が多いかもしれません。
私も似たような状況だった一人です。
私が社交ダンスを始めたのは、37歳の時です。
それまで多少の運動経験はありましたが、ダンスは未経験でした。
最初はダンスの種目すら知らず、基本のステップを覚えるのも苦労し、
レッスンでは自分の出来なさに歯がゆい思いをする日々でした。
しかし、社交ダンスを始めて半年が経った現在、
自分が納得いくほど上手くなったとは言えませんが、
ふとしたとき、日常に社交ダンスが根付き始めているのを発見することがあります。

自転車に乗りながら、腕の動きを試す。
エレベーターで一人になると、ついポージングをしてしまう。
音楽を聴くと、カウントを数える。
歩くと、耳の後ろが上に引っ張られるように姿勢を正す。
人とぶつかりそうになると、ステップのようにかわす。
身体に現れるほどに社交ダンスが日常に根付くなど、考えもしなかったことでした。

もし他人に見られると気恥ずかしくなってしまうことは想像できますが(笑)
それでもなお、30歳を超えて何かに熱中できるのは嬉しいことのように思います。

幸運にも、ダンスサークルJの同期の仲間とも仲良くなり、休日に一緒に練習したり、
誰かの誕生日を祝ったり、よりよい練習方法を話し合ったりしています。

技術的にも、基本のステップもある程度は覚えることができ、
動きも少しずづタンスらしくなってきました。

もちろん、社交ダンスの難しさや奥深さを実感することには変わりません。
初心者なので当たり前ですが、最近は基本を繰り返して身につけること、
社交ダンスに耐えうるフィジカルを鍛え上げることを意識してトレーニングしています。

当面の目標は、基礎とフィジカルを身につけた上で、自由に相手を誘って踊る「ダンスタイム」の全種目で軽やかに踊れるようになることです。

ここで伝えたかったことは、社交ダンスは、30代になってからでも始められ、熱中することができるということです。

他の運動やスポーツの中で、30代で始めて熱中できるものは、それほど多くないかもしれません。
年齢を重ねても続けられるため、大人の趣味として適してきます。
そして何より、リズムに合わせて身体を動かすことはシンプルに楽しいことです。
もし、少しでも興味があるとしたら、是非一度、体験に来てみてください。