サークル(グループレッスン)で社交ダンスを始めた方、いま社交ダンスにはまっていますか?
楽しいと、週に何回も習いに行ったりサークルに参加したりしてしまいますよね。

そして、そろそろ大会などにも興味が出てくるかもしれません。
今現在、東京や大阪では、サークルのダンサーに向けた大会が数多く開催されていますので、そういった大会に参加してみると、さらに社交ダンスが楽しくなるかと思います。

社交ダンス個人レッスンの様子

また、発表会やイベントなどで踊るといった選択肢も、いいと思います。

いずれにしても、何か目標を設定して、上達していくというのは、社交ダンスを楽しむための王道です。
そして、その際にお勧めしたいのがプロの先生に習う個人レッスンですね。

個人レッスンというと、ちょっとハードルが高く感じるかもしれません。
入会金が必要で、まとめてチケットを買って、有効期限内に使い切らないといけない、多くの社交ダンス教室では、そのようなシステムになっていますが、中には入会金が免除されたり、現金払いがOKだったりする教室もあります。

しかし、こういったデメリット?を超えるほどのメリットが個人レッスンにはあります。
長年の知識や経験の積み重ねを先生と1対1(もしくは2対1)で教えてもらうというのは、とてつもない効果があるのです。

自分の力で何とかしようというのは社交ダンスでは基本的に無理です。100年以上の歴史の積み重ねから生まれてきた技術などを、自分ひとりで出来るようにするというのは無謀なのです。世界チャンピオンでさえ、個人レッスンを受けているのです。

個人レッスンを受けて、その課題を二人で一緒に練習する!

これが、上達への一番の近道ですし、一番トラブルが少ないやり方です。

ぜひ、目標に向けて個人レッスンを受けてみましょう。

ここでは、個人レッスンを受けるに当たって、事前にいくつか知っておいた方がいい事やマナーなどを、お伝えします。

遅刻しない

当たり前なのですが、結構危ない人が多いですね。個人レッスンは、先生と時間を決めて受けるものです。自分たちのレッスンの後に他の方のレッスンが入っている場合も多いでしょう。かならず10~15分前に来て準備をしておきましょう。(教室によっては、早く来るのはNGというところもあるので、確認しましょう)

もちろん、自分のレッスンの時間が減るのを承知で遅れるのは構いませんが、やはり習いに行くという状況であるならば、極力遅刻はしないようにするべきでしょう。

支払方法などは事前に確認しておく

教室によって、支払い方法が違う場合が多いです。

多くの教室が、事前にまとめてチケットやポイントの購入が必要です。そして、レッスンを受ける前か後に、それで支払いをする、というパターンが多いです。
チケット・ポイントには有効期限があることがほとんどです。また譲渡不可の場合が多いでしょう。レッスンを受ける回数などを考慮しての購入が必要になります。
パートナーが変わるごとに、パートナー分の入会金が発生する場合も多いでしょう。

中には、クレジット払いや現金払いも可能な場合もあります。ヤングサークルダンサーに向けた特典がある教室もあります。
事前に確認しておくとスムーズです。

前提条件を伝える

  • いついつの大会に出場する
  • いついつの発表会に出演する
  • 単純に○○のステップが上手くなりたい、ウォークが上手になりたい、など

といった目的・前提条件を伝えると、先生も教えるポイントが絞りやすくなります。

もちろん、何が良いか全然わからないから、全部お任せ、というやり方でも構いません。

質問は時間内に

レッスン時間終了後に質問をしてくる人がたまにいますが、基本的には質問は時間内に行いましょう。
レッスンに慣れてきて余裕があれば、一番最初に聞くのもありです。

振付を事前に作ってもらうことについて

ステップをレッスン前にあらかじめ作ってもらうことについては、いろいろと意見がありますが、基本的には先生たちは時間単位で仕事をしています。要するに、事前にステップを作ってもらう時間には、費用が発生する、と考えてください。

もちろん、先生によっては、事前にサービスでステップを作ってきてくれる人もいるかもしれませんが、それは必ず先生側がやらなくてはいけないサービスではありません。

基本的には、レッスンの時間内にステップを作ってもらう、というのが通常のやり方だと思ってください。
どうしても事前に作ってきてほしい場合は、振り付け料をお支払いするのが筋だと思います。

レッスン前後の練習時間について

レッスンを受けた後に、その場所で練習できるかどうかは、教室によって違います。

無料で好きなだけ、というところもあれば、時間限定でOK、とか、NGという場合もあります。
先生に確認してみましょう。

そして、たとえ無料で使える場合でも、基本的にはレッスンを受けている人が優先ですので、邪魔をしないように使うのがマナーです。

ダンスの技術以外の相談

実は、ダンス技術以外のことを習う、といったことも重要だったりします。

  • 練習の仕方
  • 必要な筋トレやストレッチ
  • ダンスに対する考え方
  • パートナーとうまくやる方法
  • パートナーを探す方法

などなど、そういった一見雑談に見えるような話をレッスンの最中にいろいろしたりするのも、とても大事な事だったりします。

ダンスの技術以外でも、上手くいかない部分はぜひ相談してみましょう。

レッスンを受けた後について

個人レッスンはとても効果が高いですが、料金も高いです。トッププロのレッスンになると、8000円/30分を超えることもあります。

なので、

  1. 習ったことはメモを取る
  2. 繰り返し練習をする
  3. 恐れずレッスンを繰り返す

の3つが大事です。

①②は当たり前のことかもしれませんが、③の恐れずレッスンを繰り返す、というのは結構大事な部分です。

1回習って、ダメ出しをいっぱいされると、それが完璧にできるようになるまで次回レッスンを受けてはいけない、と思う人が意外と多いようです。しかし、それはあまり良くありません。プロの先生も、個人レッスンを受けに行くと何度も同じことを直されてしまうのです。

同じことを言われていても、深堀することで理解出来たり、受け取り方が変わったり、といったことで出来るようになっていくことも多いです。
もちろん、何も考えずに何度もできないことを見せていれば、それは怒られることもあるかもしれませんが、基本的には先生の方はすぐに出来ないことはわかっていることが多い(・・・はず)なので、出来るまで何度も習いに行く精神で、チャレンジすることは全然問題ありません。

そして個人レッスンの効果は、1回でももちろんありますが、複数回、繰り返し受けることによって、さらに効果が上がります。同じ種目、同じステップをだまされたと思って4回受けてみましょう。最初といわれることがかなり変わってきたり、自分の理解がかなり深まっていくのを実感できるでしょう。

もちろん金額との兼ね合いというのもありますが、個人レッスンのだいご味はこの深く深く掘っていく、というところだと思います。ぜひ繰り返しチャレンジしてみましょう。

まとめ

以上のような感じで、個人レッスンの注意点・マナーなどについてみました。

個人レッスンの金額は、ちょっと高く感じる部分もあるかもしれませんが、それに見合ったものが得られるでしょう。
ぜひチャレンジしてみてください。

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