社交ダンスの種目12種類とその特徴について解説です

社交ダンスの種類とその特徴について解説(動画付き)

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社交ダンスの種類とその特徴について

社交ダンスと聞くとどんなダンスを思い浮かべますか?
燕尾服とドレスでくるくる回っているダンスを思い浮かべるでしょうか?

実は社交ダンスは大きく分けて2種類。そしてそれぞれに5~7種目ぐらいの、合計12~14種目ぐらいあるダンスなんです。
タンゴとかチャチャチャといった言葉は聞いたことがあるかもしれません。

ここでは、社交ダンスの種類と種目について動画付きで解説をします。

社交ダンス =ボールルームダンス

まず日本で社交ダンスと言われているダンスは、正確に言うと「ボールルームダンス」と言われているものです。もっと正確に言うと、インターナショナルスタイル、もしくはイングリッシュスタイル(英国式)と言われているボールルームダンスです。

「ボールルームダンス」には、他にも「アメリカンスタイル」と言われている種類がありますが、日本ではほとんど踊られていません。
また「競技ダンス(ダンススポーツ)」という言葉もよく聞きますが、こちらは社交ダンスのうちの10種目を、競技形式で踊る事を指します。

他にも誤解しやすい言葉として、「ソシアルダンス」という言葉があります。
本来正確には、ペアダンス全般やフォークダンス・クラブダンスなど親睦を深める事を目的とした踊りを「ソシアルダンス」というのですが、なぜか日本では「ソシアルダンス⇒社交ダンス(ボールルームダンス)」となってしまっています。

またサルサを社交ダンスの一つとして数える場合がありますが、実際サルサ界と社交ダンス界は、全く別の枠で動いていますし、交流も実はほとんどありません。
ですので、ボールルームダンスとはまったく別の種類の社交ダンスと考えてもらって結構かと思います。

いずれにせよ、社交ダンス、と言えば日本ではほぼ間違いなく、インターナショナルスタイルのボールルームダンスを指します。

社交ダンスの種類について

日本でよく踊られている社交ダンスは大きく分けて2種類あり、スタンダードラテンアメリカンがあります。
競技会的な分け方になりますが、スタンダードは5種目ラテンアメリカンは5種目あります。
これ以外には、ふだんあまり踊られることのなくなってしまった、ブルース・ジルバ・マンボ・スクウェアルンバなどもあります。

アメリカで独自の発展を遂げたアメリカンボールルームは、同じルーツですが、種目も踊り方もかなり違っています。

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スタンダードの種目

古くは、モダンといわれている種類です。現在はボールルームと呼ぶ場合もあります。
スタンダードは、男女が近接して組み、腕の枠を作ったまま(ホールドといいます)踊るのが特徴です。
競技会やダンスパーティーなどでは、女性はドレスを着て、男性は燕尾服を着て踊りますね。(もちろん普段からそんな格好で踊っているわけではありません)

  • ワルツ
  • タンゴ
  • スローフォックストロット
  • クイックステップ
  • ヴェニーズワルツ
  • ブルース
    以上の6種類があります。

ワルツ(Waltz)

スタンダードの花形種目です。
ゆっくりとした3拍子のダンスで、滑らかに上下するのが特徴で、くるくると回る美しいダンスです。スローワルツと言われる場合もあります。

簡単そうに見えますしゆっくりなので一番最初に習う事も多いですが、意外と初心者殺しの種目です。(特に男性のスピンターン・・・初心者に教えるステップじゃありません・・・)
スタンダードでは間違いなく一番人気の種目ですね。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

タンゴ(Tango)

静と動、ストップ&ゴーが特徴のダンスです。スタンダードの種目の中では比較的激しく強く踊る種目です。ネックアクション(首振り)などが多用されるのも特徴の一つです。
上下動がないので、年配の方にも踊りやすいので、初心者に教える際はブルースの次に教えるべきダンスだと考えています。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

スローフォックストロット(Slowfoxtrot)

滑らかにす~っと移動していくのが特徴のダンスです。
もちろんそれだけではつまらないので、途中で激しいアクションなどを入れる場合もありますが、基本的には歩き続ける流れるようなダンスです。

基本的に特徴が少ないため、苦手な方が多い種目です。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

クイックステップ(QuickStep)

飛んだり跳ねたり走ったり。現在の進化したクイックステップは、まるでジェットコースターのようなダンスとなっています。
入門用のステップは、これほど激しくは動きませんが、やはり移動量の多いダンスとなっています。

ゆっくりな部分と早い部分を使い分けないといけないため、やはり苦手な方が多い種目です。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

ヴェニーズワルツ(Viennese Waltz)

3拍子のワルツなのですが、非常にリズムが早いのが特徴です。
別名ウィンナーワルツとも言われていて、宮廷舞踏から発達したダンスです。

ステップの種類が2種類ぐらいしかなかったり、回り続けるため目が回ったり、早い音楽のためよけたりするのが困難なため、ダンスパーティーなどではあまり踊られず、競技会の一部で踊られるだけの不人気ダンスでした。
近年では、ステップや表現を増やしたヴェニーズワルツが開発され、進化したヴェニーズワルツが徐々に踊られるようになってきています。

上級者向けのダンスと言えます。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

ラテンアメリカンの種目

最近だと、テレビ番組の「金スマの社交ダンス挑戦」に出てくる、キンタロー・ロペスが踊っているダンスが、ラテンダンスですね。

ラテンは、比較的男女が離れて踊ったりする場合が多いです。
上級者が使うステップによっては、男女が完全に密着して踊るステップやポーズがありますが、これはくっつきたくてくっついているのではなく、よりアクロバティックな振り付けに発展した結果です。
もちろん、普段からそのようなステップは使いません^^

衣装は、女性は比較的露出が多く、いかにもラテン!といった感じです。男性も、胸がはだけていたりしますが、あくまでジェントルマンな踊りがベースにあるため、むやみに露出するわけではありません。
もちろんこちらも普段からこんな格好して踊っていませんので、ご安心ください。

  • チャチャチャ
  • サンバ
  • ルンバ
  • パソドブレ
  • ジャイブ
  • ジルバ
    以上の6種目です。

チャチャチャ(Chachacha)

ラテンの人気種目です。リズミカルな音楽なので聴いているだけで楽しくなります。
非常に素早いアクション、ストップ&ゴーを多用した動きの切れのあるダンスです。特に世界レベルの人たちの動きは、すでに人間の域を超えているのでは?と思わせるようなものになっています。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

サンバ(Samba)

サンバは、ブラジルのサンバを、英国式に踊っているものです。
特徴は、ヒップをふりふり・・ではありません。上下するのが英国式サンバの特徴となっています。もちろん他の種目よりヒップを大きく動かしますが、踊っていてとても楽しく、覚えやすいので、初心者にはお勧めの種目です。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

ルンバ(Rumba)

ルンバの特徴は、「静」。
音楽はゆっくりとした4拍子で、心を打たれるような音楽が多いです。
男女を強く表現するダンスで、すれ違ったり、見つめあったりと、初心者にはなかなか難しいダンスです。また、女性を倒したりとアクロバティックな形をとることも多いです。

ただ、ゆっくりとしたステップなため、一番最初に教えられることも多いダンスです。チャチャチャと並んで、ラテンでは人気の種目です。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

パソドブレ(Paso doble)

スペインの闘牛を模した踊りで、力強く激しいアクションが特徴のダンスです。
男性が闘牛士役、女性が牛やケープの役割をしたりします。

見ていてわかりやすいダンスなので、初心者に一番人気の種目なのですが、なぜか社交ダンスを踊れるにつれて不人気種目になっていきます。難しいか?と言われると技術的には、一番簡単なダンスなのですが、、不思議です。パーティーで踊られることが少ないのも原因かもしれません。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

ジャイブ(Jive)

ジルバから派生したダンスで、とても速いリズムと歩数が多いのが特徴のダンスです。足をキックするアクションが目立ちます。
早くて運動量が多いため、パーティーなどでは踊られることが少ないです。大会でも一部の上級階級に採用されているぐらいなので、難易度も高いです。

上手に踊れると楽しいですが、中々難易度が高めのダンスです。

●世界チャンピオン

●初心者・入門向けステップ

その他パーティー等で踊られる種目

こちらもスタンダードとラテンに分かれるのですが、今現在ほとんど踊られなくなってしまったダンスです。
ただ、ブルースとジルバは、非常に覚えやすい種目なので、よく社交ダンスの入門用として使われています。

ブルース(Bluse)

ゆったりとした音楽に合わせて、少し体を揺らしながら踊るダンスです。
チークダンスと似ているので混同されがちですが、別物です。

今現在は、ほとんど踊られることがなくなってしまった種目ですが、社交ダンスの組んで踊る基礎が習えるので、一番最初に習う事も多いと思います。

●初心者・入門向けステップ

ジルバ(Gitterbug)

4拍子のリズミカルで楽しい感じのダンスです。
ジルバのもとになったダンスです。ジャイブに比べると歩数が少ないため比較的ゆっくりですが、それでも初心者にとっては早く感じるかもしれません。
今ではほとんど踊られなくなってしまったのですが、入門に最適のダンスなので一番最初に習う事が多いかと思います。

●初心者・入門向けステップ

マンボ(Manbo)

残念ながら、インターナショナルスタイルでは、ほぼ絶滅してしまった種目です。
今現在、ほぼ踊られることはありません。サークルJでも教えていません。

ちなみにアメリカンスタイルでは、競技会種目として正式採用されて、盛んに踊られているようですね。インターナショナルスタイルのサンバに近いダンスに進化しているようですね。

●動画(アメリカンスタイル)

●初心者・入門向けステップ

スクウェアルンバ(SquareRumba)

残念ながら、インターナショナルスタイルでは、ほぼ絶滅してしまった種目です。
ルンバ(キューバンルンバ)と覇権を争い、負けて消えていったと聞いていますが、、2000年以降に踊られているという話は、ほぼ聞いたことがありません。
サークルJでも教えていません。
別名フレンチルンバ、ボックスルンバともいうようです。

●初心者・入門向けステップ

まとめ

以上、社交ダンスの種類と種目でした。

●スタンダード(6種目)

  • ワルツ ‥ゆったりとした3拍子
  • タンゴ ‥ガンガン移動して振り向いたり力強い
  • スローフォックストロット ‥4拍子でゆっくり流れるような感じ
  • クイックステップ ‥走り回ったり飛んだり跳ねたり
  • ヴェニーズワルツ ‥早い3拍子でくるくる回る
  • ブルース ‥ゆっくりあるく感じ。入門用

●ラテン(6種目)

  • チャチャチャ ‥素早いアクション
  • サンバ ‥ノリのいい感じで、どんどん移動していく
  • ルンバ ‥ゆっくりな音楽。見つめあったり、倒したり大技が多い
  • パソドブレ ‥闘牛士のイメージ、勇ましい
  • ジャイブ ‥早いリズムでノリノリ、足のキックを多用
  • ジルバ ‥楽しくSSQQ、入門用

おおざっぱですが、こんな感じで覚えておけば間違えないでしょう。

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