さて、少し前に、再びプロの団体での分裂があったのはご存知でしょうか?

JDCという団体から別れ、New-JDC(仮称)という団体が設立されました。

もう、わけがわかりませんね。

なんで頑張って図に表してみました。

画像の説明

まあ、ちょっと実際の状況と、このイメージはあっていないのですが、わたしの具現化力の限界ということで。。

わかりますでしょうか??

要するに今回の分裂は、アマチュアの試合をどの主管で開催するかということが原因になっています。

(まあ、それに至るまでの紆余曲折はいろいろあるんでしょうけどもね)

日本のアマチュアの大会は、もともとJADA(現JDSF)と言うところが主催をしており、すべての団体(プロ団体も含む)が、一つの枠の中でやっていたのです。

これはプロが分裂した後も、しばらくそうなっていました。

しかし、そこからJBDFが抜け、JCFが抜け、今回JDCが抜けることになったのです。

しかし、それでは困るといった人たちが、JDCをぬけて、NewJDCを立ち上げ、JDSFと一緒のアマチュア競技会を運営することになったようです。

過去に合った分裂騒動との大きな違いは、プロの競技会の事が原因で分裂したのではなく、アマチュアの競技会が原因で分裂になった事。

いまいち理由としては釈然としませんが、所属しているアマチュア選手にとっては、頭の痛い問題です。

どの団体に所属して出場するかは、選手の重要な判断ですし、年会費などもかかります。

複数の団体の級を維持するのも大変でしょう。

アマチュア競技選手が減っている昨今、このようなことが上手く行くかは微妙なところだとは思いますが、やはりどの騒動にも欠けているのは、お客様目線ではないでしょうか?

お客様が楽しいと思える大会、選手が出たいと思える大会、そのようなものを作る志が正直感じられないのは残念なところです。

今後、JBDFとJDSFが協力して競技会を行うような話もちらほらと聞いていますが、互いは、世界的には対立している組織に属しているので、日本だけ協力していけるものなのでしょうか?

噂の段階で終わってしまわないように、とは思いますが。

競技ダンスの世界にまだまだ輝きは見えてきませんね。

投稿者プロフィール

滝川 洋信
滝川 洋信
大学生の時に社交ダンス部(競技ダンス部)で社交ダンスを始めました。社交ダンス講師歴20年、教えてきた生徒の数は1500名を超えました。
現在、池袋と川口で社交ダンス教室を運営し、若者向け社交ダンス<ダンスサークルJ>や<ダンスサークルアクト>を開催しています。
合同会社タキガワダンススクール代表。

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