●サンバ(ベーシック)

さて、今日はサンバステップの追加に入りました。

こちらは動画コーナーにまだ用意されていないので、

名前を教えて欲しいとのリクエストがありましたので、書きますね。

 

  1. ボタフォゴ×4        1a2 ×4
  2. L:ステーショナリーサンバウォーク P:右回転のスポットボルタ(アンダーアームターン) 1a2
  3. サンバウォーク       1a2
  4. ローリング オフ ジ アーム 123
  5. サンバウォーク ×2    1a2 ×2
  6. ローリング オフ ジ アーム 123
  7. リバースターン ×4    1a2 ×4

 

動画はそのうちに・・・

さて、ステップの難しいところは、ローリングオフジアームですね。

女性の回転、男性のリード、これらがとても難しいです。

回転するときには、軸をしっかり作りましょう。そしてその周りのお肉をちゃんと回転させます。

無理に力を入れたり、体を固めて回ったりするとうまくいきません。

 

男性もリードする際は、力を入れたり、手を動かしたりしては行けません。

●クイックステップ

ティプルシャッセはやはりリードが難しいみたいですね。

回転量が多いので思ったより、自分も相手も回らなくてはいけません。

リードが足りていない人が多かったです。

 

スタンダード全般に多いのですが、相手としっかりコンタクトすることは重要です。

腕やボディが相手と離れてスカスカの状態で踊っている人が多いのがとても気になります。

リードの第一歩は相手と触れることから始まります。

 

余談ですが、最近とても興味のある方をしりました。

武道家の日野晃さんという方です。

この方は武道だけでなく舞踏の指導もされています。指導している内容にとても興味がもてました。

機会を作ってぜひ指導を受けて見てたいと思いました。みなさんも、HPのコラムを読んでみるといいですよ。

 

●ダンス教室と若者について

さて、ここでは社交ダンス界の若者たちの現状について書いててみたいと思います。

(HPにコラム欄をこっそり作りました。今まで書いてきたことなどを一覧にしようと思います)

 

日本の社交ダンスの現状

さて、社交ダンスというと、「イメージの一つに年配の方の踊り」があると思います。
実際のところ日本における社交ダンス層の70%が50~70代の方たちではないでしょうか?

統計がないので正確な話ではないのですが、ざっくりと私が思っている割合です。

  • 70% 50~70代
  • 20% 学連を含めた競技ダンサー
  • 10% ジュニア、ヤングサークルなど

正直、これぐらいの感じだと思います。
関東一円のヤングサークルは、全員あつめても1000名以下ぐらいでしょう。

外国などでは、若い人が中心のスポーツとなっている国もありますし、
サルサ、アルゼンチンタンゴなどのペアダンスの主要層は30~40代だと思われます。
さて、どうしてこうなってしまっているのでしょう?

日本の社交ダンスの歴史

これもまた詳しい資料にもとづいているわけではありませんが、
大雑把にいうと、文明開化、明治の鹿鳴館の時代に社交ダンスが初めて日本に入りました。

一部の政治家や外交官たちには必須の教養になっていったのかもしれませんが、
一般庶民にとっては縁のないものだったのでしょう。

その後、第2次世界大戦の敗戦を経て、アメリカの進駐軍がやって来ました。
この時に社交ダンスが世間に広まっていったようです。
進駐軍向けに、あちこちにダンスホールができたと聞いています。

その後、社交ダンスは何度か世間で大ブームを引き起こしたそうです。
現在5~70前後の方たちは、若い頃に社交ダンスブームを体験しているのです。

  • 仕事が終わったら踊りに行く?
  • ダンパがあるから、踊りに行こう
    日常にダンスがあちこちにあったようなのです。

その後、どういうわけか社交ダンスの風評は下がっていきます。

  • 男女がくっついて破廉恥じゃないか?
  • 費用がめちゃくちゃ高い
  • 年配の人ばかり

コレには、社交ダンスの教室の方針がひとつの原因にあるのではないかと思っています。

社交ダンス教室の歴史

さて、進駐軍から始まった日本の社交ダンスは、高度経済成長とともに大きな発展を遂げていきます。
その発展は、よりお金をもったお客様を主要顧客層にする、という方向でした。
もちろんコレは、商売としては一つの方向性であるので、なんの問題もないでしょう。

個人レッスンメインのレッスン、高価なダンスドレスに、教室主催の豪華ダンスパーティー、、、
バブルまでは、とても派手な世界だったと聞いています。

ダンス教室は、お金の出しにくい若者より、よりお金の使える年配の女性のお客様
をメイン顧客として発展してきたのです。
そして今日までそれは続いています。

しかし・・・ バブルが崩壊したあとは、日本の経済は右肩下がり。
年々、お客様の財布の紐は閉まるばかりで、
ついには閉鎖する教室も出始めました。
ダンス教室も方向性を考えなくてはいけない時期が来ているのかもしれません。

ダンスサークルの歴史

さて、それではダンスサークルはどのようにして発展してきだのでしょうか?

社交ダンス教室はお金持ちの方々をメイン顧客にしてきましたが、
もちろんリーズナブルにダンスをやりたいと思う方々も多かったでしょう。

しかし、ダンス教室ではグループレッスンをあまり行いませんでした。
まあ、極論を言ってしまえば、ダンス教室からすれば効率が悪いレッスンなのですね。
単価が安く、広い場所も必要で、男女が同数いないと難しいわけですから。

その結果、ダンスブームの折に、各地でダンスサークルが出来たことは想像に難くありません。
有志で集まってダンスのサークルを作って、楽しもう。
リーズナブルなミニダンスパーティーを開いて楽しもう。
また、初期のステップを覚えるのに個人レッスンは必要ない、という事もあると思います。(私の主観です)

そういった流れの一つにヤングサークル界もあったのでしょう。
しかし、ヤングサークル界は大きな発展がなく、細々と続いていたのがここしばらくの現状でした。

ちなみに、学連で踊っていた方たちの80~90%ぐらいは、卒業したあとは踊っていません。仕事や環境の変化などで、続けるのが難しいのでしょう。
また、踊る選択肢が競技会しかないことも問題の一つだと思われます。

(続く)若者向け社交ダンスサークル<ダンスサークルJ>