ダンス界では統一全日本が解散になり、どうするこうすると大荒れの状況なんですが、じつはその裏でとっても一大事が起こっています。

それは、長年問題となっていた社交ダンスに対する風俗営業法適用が、外れることがほぼ確実になってきたということです。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG23H15_U4A021C1CC0000/

不本意というか、情けないというか、正直この結果は完全に棚ボタです。

クラブ営業に対する風俗営業法の問題の改正から、社交ダンスが一緒に改正されて適用外になりそうなのです。

社交ダンス業界団体は風俗営業法下を希望!?

しかし!むしろ一部の社交ダンス団体は、風俗営業法から外れることは望ましくない、といった声明まで出す始末です。

えっ!?という感じですよね。
社交ダンスの団体は、社交ダンスでの営業を普通に行えるように国に働きかけ、資格制度も作り風俗営業法から何とか外れて要としてきた経緯があるのです。その組織が風俗営業法からダンスを外すことに反対するのですか?

はあ、、、そりゃね、資格を認可してきた組織からすれば、資格が必要なくなってしまうのですから、困りますよね。年間何千万の収入でしたものね。結構ネットでも叩かれていましたね。

反対理由は「女子高生ダンススクールが出来てしまうかもしれないから、風俗営業法は必要だ!」

う~ん。。。なんなんでしょうねえ。

社交ダンスが風俗営業法から外れる

おっと、話がそれてしまいました。

正直、私は、クラブの営業については別にダンスを踊りに行っている人がメインじゃなく、飲んで騒いでいるだけなので、風俗営業法から外す必要はない、という考えです。

しかし、それを改正しようとしてきた方々のおかげで、社交ダンスが風俗営業法から外れるという、、、なんというか、社交ダンス界情けないなあ、と。

もちろんこれに該当してきたのは社交ダンスだけではなく、ペアダンスであるサルサやアルゼンチンタンゴなども含まれていたのですが、今後はダンス全般は、風俗営業とは関係なく自由に踊ることができ、自由に営業ができる事になります。(サルサは、風俗営業法から外れるために、JDSFに加盟しましたね、それも今となっては不必要になりそうですが)

 

まあ、ここは素直に喜びましょう。そして、活動してきた方たちにも、感謝しなければなりませんね。

社交ダンスがやっと、風俗営業ではない、とされる日がようやく近づいて来たのですから。

投稿者プロフィール

滝川 洋信
滝川 洋信
大学生の時に社交ダンス部(競技ダンス部)で社交ダンスを始めました。社交ダンス講師歴20年、教えてきた生徒の数は1500名を超えました。
現在、池袋と川口で社交ダンス教室を運営し、若者向け社交ダンス<ダンスサークルJ>や<ダンスサークルアクト>を開催しています。
合同会社タキガワダンススクール代表。

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