今日はちょっとショッキングな話をしたいと思います。

私はプロになってもうそろそろ10年経ちます。所属するJBDFという組織は、プロダンス界の中で一番大きな組織なのですが、近年選手の減少が目に見えて目立ってきました。

私がプロになった当時は、一年間でおよそ年間に100人ぐらいの新規入会者がいたのではないでしょうか?
多分ここ最近は、50名もいるかいないかぐらいではないかと思います。
5年前に、850組いた選手が、いまでは650組ぐらいまで減ったそうです。5年で20%以上とは、異常な数値ですね・・・

もちろんこれは3.11という特殊な状況もあります。
それにしても、新規入会者が少なすぎる状態です。。
何が問題なのでしょうか??

原因はいくつか考えられます。

まずやはり、
先生が減る=マーケットの縮小
が考えられるでしょう。要するに

お客さんがいない⇒売り上げが増えない⇒新たに先生を増やせない

という流れです。先生の数はマーケットの大きさを直接反映する数値だと思います。

片や、ヒップホップやジャズの世界は、今は大忙し。学校教育に取り入れられたため、生徒が急増。
ほんとに先生レベルなの?って人まで先生として引っ張り出される始末だそうです。

さらに、追い打ちをかけるのがパートナーの減少
女性がプロの世界に入りません。残りません。

これは、構造的問題ですね。社交ダンス界のお客様のターゲットを老齢の女性のみに絞ってきた結果、女性が働ける余地が無くなってしまったのです。
結果、女性がこの世界に残れずやめてしまうのでしょう。

そして、、一番の問題だと思うのですが、夢がないんです。
この世界に夢が・・・いや僕はまだまだ夢見てますよ。
でもね、、明らかに世界に輝きが減ってきている。
世界と戦える選手はいないし、閉じた世界で偉そうにしている人たち、戦略性のない組織・・・

収入がなくても頑張ろうとしている別ジャンルの人たちは山ほどいます。
でもそれは、そこに夢があるから、、輝きがあるから。
それを信じて皆頑張っているんだと思います。
今のダンス界にそれがあるかな・・・

この世界が好きで、この世界で自分はやっていきたいけど、みんなに夢を見せられなくなっている部分が増えてきてしまっているのが悔しいですね。

と悪い事ばかり書いてしまいましたが、ダンスは楽しいのですよ^^
それは古今東西、絶対に変わらない真実ですから!

投稿者プロフィール

滝川 洋信
滝川 洋信
大学生の時に社交ダンス部(競技ダンス部)で社交ダンスを始めました。社交ダンス講師歴20年、教えてきた生徒の数は1500名を超えました。
現在、池袋と川口で社交ダンス教室を運営し、若者向け社交ダンス<ダンスサークルJ>や<ダンスサークルアクト>を開催しています。
合同会社タキガワダンススクール代表。

社交ダンスのプロについて” に対して1件のコメントがあります。

  1. 平岡哲夫 より:

     今後のプロダンサーの方々は、ダンス教師としての生活だけでは無理でしょう。まして教室を持つことも苦しくなると思われます。かなりダンス教室も減少してゆくでしょう。
    なお、これからの日本における人口減少問題や地域性も関係があります。

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