サークルJではストレッチタイムに結構時間かけています。
ほんとは、ダンスやるのと同じくらいストレッチの時間を取りたいのですが、、、まあプロになるわけじゃないので。
しかし近代ダンスにおいては、体の可動範囲が広いことは非常に重要になっています。
ストレッチで良く聞かれるのが、なかなか柔らかくならない、という話です。
これにはいくつか原因があると思います。
(私も専門家ではないので、全部ちゃんとした科学的根拠があってのお話ではありませんが、色々調べたり体感してきたことを書かせてもらいますね。)
まずは、その人の体質です。
筋肉の硬さ(伸びにくさ)と言ってもいいと思いますが、人それぞれの筋繊維が伸びる範囲があります。
一般的に女性の方が伸びやすいようです。
また筋力が弱い人ほど伸びやすいようです。
逆を言えば、筋力がある人ほど、可動範囲が狭くなりやすいということです。
これはゴムに例えてみればよく分かります。
硬いゴムチューブほど引き延ばすのに力が必要ですよね?
しかしそのゴムチューブの方が縮む力は大きいわけです。
筋肉も筋力が少ない人の方が、縮む力が弱い代わりに、伸びやすくなるわけです。
これは、体質だから変えられないのでしょうか??
いえ、そんなことはありません。筋力がある人が伸びる筋肉にするには、根気が必要ですが徐々に伸びるようにはなります。
筋肉は普段から伸ばす作業をしていないと、だんだん伸びにくくなる性質のようですから、とにかく続けることが大事ですね。
そしてもう一つは?
ストレッチのやり方です。
前回からの続きです。
ストレッチが中々上手く行かない人は、やりかたに問題があるかもしれません。
ストレッチで重要なのは、まず強さです。
どのくらいの強度をかけて筋肉を伸ばせばいいのでしょう?
大体、ちょっと痛いな、、、と思うぐらいがいいそうです。
余り痛すぎると、逆に筋肉が萎縮しようとして上手く行きません。
軽すぎても効果がありません。
そして、時間が大事です。
ストレッチする際には、約1分ぐらい伸ばせるのが理想です。いきなり1分は筋肉にも負担が大きいので最初は20秒ぐらいでやるといいかもしれません。その後に約1分ぐらいやってみてください。
呼吸をしつづけながら、伸ばす筋肉に、「伸びろ~、伸びろ~」と思いながらやってみてください。
(画像と、本文は一切関係ありません(笑))
よく、反動をつけて、叩くようにリズムよくストレッチをかけようとしている人がいますが、これは全く効果がありません。
ゴムを引っ張るように、長時間ストレッチをかけるようにしてください。
そして、最後は負荷のかけ方を上手くやる、ということです。
自分一人でやると、痛いとすぐにやめてしまいますし、自分の筋力や体重だけでは強度が足りないことが多いです。
うまく自分の体重をかけてみたり、だれか補助の人に押してもらうなど、外からの力を上手く使うことが大事ですね。
特に、硬い人は自分の体重や力ではどうしようもないときが多いので、誰かの力を借りてみましょう。
投稿者プロフィール
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大学生の時に社交ダンス部(競技ダンス部)で社交ダンスを始めました。社交ダンス講師歴20年、教えてきた生徒の数は1500名を超えました。
現在、池袋と川口で社交ダンス教室を運営し、若者向け社交ダンス<ダンスサークルJ>や<ダンスサークルアクト>を開催しています。
タキガワダンススクール代表
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